iPhone4でCLIP SHOTのコンバージョンレンズをいろいろ試してみた

iPhone3GSを予定通りスルーしてiPhone4を予約して買いました。
一日遅れて予約したのですが、運良く発売週の週末には手に入れられて快適な毎日を送っています。
なんと言っても、3Gより動作が早いっていうのがうれしいんですが、実は一ヶ月前にiPadを買っていたので、その早さになれてしまっていて感動は少し薄かったです*1
大好きな塊魂は処理が早くなったことにより、ゲームの処理も早く(3Gは処理が遅すぎたから、iPhone4になって普通になったのか)、難易度も上がりました。

ディスプレイがキレイになったのも売りのひとつですよね。しかし、正直あまりに自然すぎて最初はあまり実感してなかったです。でも、3Gと比べてみたら歴然!ディスプレイめっちゃきれいじゃないですかー。点を感じないじゃないですかー。

それらを差し置いて一番にうれしかったのはなんと言ってもカメラですねー。
3Gユーザーの頃は動画どころか、フォーカスも合わせられない、ガッタガタのモザイク写真を撮り続けてましたからねー。
ようやく使いもんなった!と言うか、これならいっつも一眼持ち歩かなくてもいいんじゃね?と感じてしまったぐらいです。
ディスプレイもキレイになったおかげで、写真がいっそう引き立ちますしねー。こりゃもうカメラが悪いとか言えないレベルになってきたと思います。

で、カメラ良くなったし、ちょっとiPhone4を本気カメラで使えるようにしていきたいなぁと思い始めたので、今回CLIP SHOT(eyeMobile)のコンバージョンレンズをいろいろ取り寄せて試してみたのです。

CLIP SHOTのコンバージョンレンズいろいろ

CLIP SHOTはケータイやらにつけるコンバージョンレンズをいろいろと販売しているのですが、今回はその中から「超広角レンズ(左上)」「望遠レンズ(右上)」「接写レンズ(左下)」「魚眼レンズ(右下)」を試してみました。

超広角レンズ(KSW-1)

iPhone4は3Gのカメラに比べてもともと少し広角気味な気がするのですが、超広角レンズを使うとよりワイドに写真を撮れるので風景写真にはもってこいですね。

但し、どうも四隅にレンズが写って角が取られてしまう。3Gや3GSの頃はそんなことなかったのかもしれませんが、iPhone4ではご覧のように角が丸くなります。

あと、とっても目立つレンズフレアが現れやすいので注意が必要です。とは言え、これでグランドキャニオンもバッチリ収められるな(行けないけど)。

超広角[スーパーワイドコンバージョン]レンズ(クリップ・クリア)
価格:1,980円
レンズ構成:2群2枚
撮影倍率:×0.5

望遠レンズ(KT-1)

試したレンズの中で一番いまいちと感じたのは望遠レンズです。
光学倍率1.5倍なので、まぁそんなに伸びないのは分かりきっていたのですが、とはいえ普通に撮るのと本当に大差がないので若干もてあまし気味です。
超広角レンズと同じくiPhone4ではレンズの枠が写りこみますし、私のような撮影レベルではあまり活かしきれていないです。
下のサンプルで違いが分かると思いますが、私レベルではこれぐらいが限界です…

余分なモノを収めたくない。クローズアップして撮りたいときにはいいのかもしれない。

望遠[テレコンバージョン]レンズ(クリップ・クリア)
価格:1,980円
レンズ構成:2群2枚
撮影倍率:×1.5

接写レンズ(KC-2)

マクロレンズは一眼でも大好きなレンズなので、楽しみにしていましたが、予想通りすっごい楽しいです。

広角レンズなどであった角にレンズの枠が写ってしまうことなどありませんし、最短撮影距離40mmで(もっと近づけたような気もするけど)細かい部分までくっきり撮影できます。

ただし、焦点距離が思いっきり近くなるので、少し離れるとフォーカスが合わないのはもちろんですが、手ぶれや被写体の揺れには弱いです。
ハンディで撮る場合は、脇を締めてがっちり固定させながら撮らないとなかなかボケやすいですよー。花などを撮りたいときはなるべく無風じゃないとまずキレイに撮れません。
※接写レンズには撮影距離25mmのものもあるようです(接写レンズ(クリップ・クリア)

接写レンズ2(クリップ・クリア)
価格:1,700円
レンズ構成:1群1枚
最短撮影距離:40mm

魚眼レンズ(KSW-3)

これはもう誰でも簡単に楽しい写真が撮れるトイカメラグッズですね。

空全体を撮ってみたり、犬の鼻デカ写真を撮ったりが簡単にできます。動画に使うのも面白いですね。

魚眼レンズ・ブラック(クリップ・クリア)
価格:3,480円
レンズ構成:3群3枚
撮影倍率:×0.33
画角:170°

おすすめするレンズ

今回試したレンズの中では「超広角レンズ」「接写レンズ」「魚眼レンズ」あたりがオススメですよ。
広大な風景写真を撮りたい場合は「超広角レンズ」で、マクロな自然を楽しみたい場合は「接写レンズ」で、手軽に面白い写真が撮りたい場合は「魚眼レンズ」をオススメすると言ったところですかね。
レンズはどれも動画にも使えますし、iPhone4のフロントカメラにも装着できるので、いろいろと楽しみ方はありそうですよ(試しにFaceTimeで使ってみたりもしましたしね)。
どのレンズも2,000円〜3,500円ぐらいで一眼のレンズに比べれば遙かに安く手に入りますし、ぜひ試してみては!

CLIP SHOTは他にもフィルタレンズをいくつか販売しているようです。興味があるひとは試して見てください(そして感想を教えてください)。
他にも撮った写真を最後にアップしておこうと思います。












*1:とは言えiPhone4のスピードは本当に快適で助かります。前に使っていた3Gが買い換え直前ぐらいからホームボタンの調子が悪くなり、それ以来iPadもiPhone4もびくびくしながらホームボタンを押してますが…