アンチョビ作りました

一ヶ月以上前に小イワシが大量に手に入ったので、念願のアンチョビ作りをしたのです。
アンチョビってなんかカッコイイ言い方でどうやって作るのか想像できないかもしれないけど、要はイワシの塩漬けなので結構簡単にできてしまうのです。

アンチョビの作り方

1.小イワシをさばく

小イワシはできるだけ新鮮な方がいいです。塩漬けしてるうちに傷んできたりしちゃうようです。
はらわたをとって、開くだけで塩漬けするのが普通っぽいのですが、わたしは後で骨とかとるのがめんどくさいなぁと思ったので、先に全部とることにしました。
小イワシの中でも大きいモノは手開きでスパスパさばけるのですが、身が小さかったりちょっと鮮度が落ちてたりすると、手開きするときに身がボロボロになりやすいです。

2.塩漬けする

さばいた小イワシはガンガン塩の中に入れていきます。私は塩の中に小イワシが全部埋まるぐらいの塩をまぶしてやったのですが、多すぎたようです。かなり塩を無駄遣いしました。まぁほどほどに塩をまぶしつつタッパーなんかに詰めていきます。(塩が少なすぎると傷んでしまう可能性があるので注意!多すぎるのは塩を無駄遣いするだけですみますが…)
このときにお好みでハーブ類を一緒に入れてもいいようです。私は手元に適当なモノがなかったので入れてないです。

3.待つ

塩漬けして熟成するのを待ちます。最低1ヶ月ぐらいは漬けておくのですが、私は夏場だということもあり冷蔵庫に入れっぱなしでした。温度が低いからかあまり熟成されていないような気もしましたが、まぁ腐ってしまうよりはマシ…。
1週間ぐらいで小イワシから水が出てきます。このとき塩が全部溶けてしまっていると傷んでしまいやすいので、そのときは塩を足しましょう。私はもちろん水が出てきても塩だらけの状態でした。
3週間ぐらいで出てきた水の色が変わってきます…。ってわたしは冷蔵庫に入れていたせいかほとんど変わりませんでした。やっぱりあまり熟成されなかったのかな。
ちなみにその水は魚醤になるのでとっておくと調味料として使えるみたいです。

4.オイルに漬ける

1ヶ月以上立ってもういいかなと思えたら仕上げにかかります。
塩に使ってる小イワシを軽く流水で塩をとり、キッチンペーパーなどで水気をしっかり取ります。水気をしっかり取っておかないと、たぶん傷みやすくなります(一応保存食なのでね)。
水気をしっかり切ったら、煮沸消毒した瓶にオリーブオイルを入れて、小イワシをその中に入れていきます。
私はこのときプレーンのオリーブオイルとローズマリーの香りをつけたオリーブオイルの2種類を用意しました。ちゃんと香りがついてるか食べ比べるのが楽しみ。ハーブなどの香りをつけるときは低温のオリーブオイルにハーブを入れてじっくり香りを出さないと焦げてしまうので注意です。

5.できた

というわけで、アンチョビが出来るわけです。
さっそくパスタをゆでて、一品作りましたが美味しいですね。まだまだたくさんあるので当分アンチョビ漬けになりそうです。