Privateの開発・制作環境 2016.02

私がプライベートで使っているPCのアプリケーションなどをまとめてみました。網羅できていないところもありますが、ざっと感想も添えながら紹介します。 この記事を実は2015年の暮に書きはじめていたのですが、結局2016年2月になってしまいました。今年はもっとライトにブログを書いていきたい。。

Design

Sketch

2014年から本格的に使っていますが、今ではほとんどAdobeを使うことがなくなるほど使っています。サイトやアプリのデザインはsketchがあればokという感じですね。 一方で写真の編集やパスをバリバリに使うものなどは難しいような気がするので別のアプリで補います。

Sketch - Professional Digital Design for Mac

Zeplin

sketchを使っていてガイドを作るときなど、複数人数で開発するプロジェクトで効率化するにはzeplinがいいです。 ただ個人的には「全てのマージンや大きさが正確にわかればいいんでしょ」「あとはこれ見てやっておいてよ」というのはあまりに投げやりであると思っています。 これは前々からあるガイド作成効率化ツールのときでも思っていたことですが、様々なサイズのデバイスがある中でたったひとつの決まりきったガイドはひけないので、数値を示すべきところと柔軟にすべきところを示す必要があると思います。 あるところはマージンを合わせるべきかもしれませんし、あるところはエレメントのサイズを固定すべきかもしれません。 zeplinなどのツールではそういった意図を組み込むことができないので、ツールに甘えずコミュニケーションをできるようにすべきです。 zeplin.io

Affinity Photo

プライベート開発環境ではAdobe製品を使わないようにしています(単純にコスト的な部分と、新しいものに触れる機会を増やそうという目的です) Photoshopの代わりになるものとして長年Pixelmatorを使っていましたが最近はAffinityPhotoを使っています。理由としては単純にAffinityDesignerを使い始めたのでというだけですが、今のところは使えてます。まだまだ痒いところに手が届かなかったり、使い方がわかりにくいところがあったりしますが、期待感があるため使っているという感じです。 affinity.serif.com

Pixelmator

写真編集に関してはPixelmatorで十分という感じです。Photoshopほど難しいことはできませんが、UIデザインなどはSketchでやりますしうまく組み合わせて使えば十分に使えます。 とはいえ最近はAffinityPhotoの方を使っているので今はあまり使っていません。 www.pixelmator.com

Affinity Designer

Sketchを使うようになってもAdobe Illustratorは使うことが多かったので代替できるアプリをずっと探していましたが、最近はAffinityDesignerが良いかなと思っています。その前はiDraw(現Autodesk Graphic)を使っていましたが、パスの操作が難しかったり、DTPには向いていなかったりで他の良いものを探していました。 AffinityDesignerはDTPにも使えますし、かなりIllustratorに近い感覚で使えるので良いです。最近のアップデートで日本語対応したそうなのでより使いやすくなったと聞きます(私はMacがen環境なのであまり変わらない) まだまだ荒削りな感じもありますが、Sketchと同じく期待しています。 ということで、今のメインのデザイン開発環境はSketchとAffinityPhotoとAffinityDesignerを組み合わせて使っています。 affinity.serif.com

Autodesk Graphic

iDrawの頃よりPixelmatorと組み合わせて使っておりました。今ではAffinityDesignerの方が良いと感じているので使うことは無くなると思います。

Autodesk Graphic

ImageOptim

アプリのためなどに書きだしたPNG, JPG画像は必ず一旦ImageOptimを通してフィアルサイズを軽くするようにしています。場合によっては半分くらいになったりするので、きちんとやる!

ImageOptim — better Save For Web

IconJar

キャプチャ管理がEmberならアイコンのアイディア管理はIconJarです。いろいろ入れておくとアイディアをサッと引き出せるので便利です。

Iconjar

Ember

サイトのキャプチャ管理ツールとして使っています。気になったサイトや参考になりそうだと思ったページはEmberでキャプチャをとって管理しています。 各種ブラウザのエクステンションもあって便利。 realmacsoftware.com

Awesome Screenshot

ChromeのScreenShotプラグインといえばAwesome Screenshotですね。サイト全体を撮るなどやりたいことはこれで網羅できます。

Awesome screenshot

Glyphs Mini

フォントを作成するときにはこのアプリです。Glyphs MiniはGlyphsの劣化版でやれることが制限されていますが、最低限のことはできるので気軽にフォントを作りたいという方にはお値打ちで良いです。

Mini | Glyphs

Reflector 2

iPhoneなどのデバイスの画面をPCに映すためのツールです。 最近ではQuickTimeで撮れたりするので良いのですが、AndroidではReflector 2をつかったりしています。 www.airsquirrels.com

Pixel Winch

画像からマージンなどを図るツールなのですが(おそらく)コントラストなどを用いて図るのが面倒なところを簡単に測れるようにしているところが面白いです。 エンジニアやコーダーにはピッタリのツールかもしれない。

Ricci Adams — Pixel Winch

VirtualBox

MacなのでIE確認用としてVirtualBoxで環境を作りました。 もう少し詳しいまとめは別のエントリで書きましたー。

Oracle VM VirtualBox

Prototyping Tools

Prototype作成ツールはいくつか使っていますが、メインで使うのはinVisionであることが多いように思います。作成も共有も楽ですし、動作が軽いのもいいです。 Flinto for Macはもう少し使いこなそうと思っているのですが、なかなかできていないので、もう少し勉強しようと思っています。

inVision

www.invisionapp.com

Flinto for Mac

www.flinto.com

Pixate

Pixate

Editor & Sketch

Atom

2016年からはAtomを使っています。個人的にはそんなに移行のハードルはなかったですし、Pluginも豊富なのでみんなのおすすめをざっと入れると使いやすくなったという感じです。Atomを使い始めてからはよりターミナルを立ちあげなくなってAtom内で完結することが増えたように思います。今のところは便利に使っている。またそのうち初期設定などのまとめを書こうと思う。 atom.io

Alternote

privateなメモは今まであまり特別なアプリを使わずにきたのですが、最近ではAlternoteを使っています。 正確には今までは、SublimeTextで保存せずに使っていたり、Textyという自分で作ったオフラインでも使えるwebアプリケーションに書いていたりしていました。理由としては、ファイル管理を必要としたくなかったのと、evernoteを使えない環境にいたのでそうしていたのですが、sublimeで保存せずに使い続けるのも無理があるし、デバイスに依存せずにつかえるようにということで、Alternoteを使っています。 ほとんどのコマンドにショートカットがあるので覚えればかなりスムーズに書けて便利です。

とは言え、Markdownでメモしてコピペするようなことも多いと考えると、Alternoteはリッチテキストに変換されてしまうので、つかいにくいなぁと思い始めています。 alternoteapp.com

NU board

アナログツールですが、アイディアやデザインを考えるときは常にホワイトボードで書くことから始めています。個人的にはホワイトボードのすぐかけてすぐ消せる感じが良くて、ペンも細すぎないペンであえてざっくり描けるようにするのが良いです。(アイディアの段階で書き込みすぎると良くないので) 前はスケッチブックサイズのB3サイズがAmazonにもあったのですが今はないですね…。A4より少し大きいこのサイズが一番描きやすくて好きです。 持ち運びにもギリギリのサイズでMacBookと同じくらいなんですよねー。

nu board(ヌーボード)

CANSAY nu board (ヌーボード) A4判 NGA403FN08

CANSAY nu board (ヌーボード) A4判 NGA403FN08

Texty

個人的に作って使っているWebのメモツールです。元々はずっとChromeエクステンションのWrite Spaceを使用していたのですが、複数文章管理などもう少しだけ機能を追加したいと思い自分で作っています。 Webでオフラインでも使用でき、saveやファイル名など気にせず自由に書ける、シンプルなUIを意識して作っています。 また近々ブログに書こうと思います。

communication & Office Tools

Airmail

desktopのメールクライアントは長らく使っておらず、ずっとwebのgmailchromeでタブを固定して使っていましたが、gmailアカウントを3つ以上アクティブに使いまわしているという感じになってきたので、何かいいアプリがないか検討し始めました。 iPhoneではずっとmailboxを使っていたので、そういう感じで複数アカウントをいっぺんに使えて、スワイプでアーカイブできたり、シンプルに使いこなせるものをと探していたら、今はどうやらairmailが良いとのことです。 iPhoneアプリもリリースされて、mailboxの代わりとしては一番これが良いかなという感じです。 airmailapp.com

Slack

今やコミュニケーションツールのメジャーアプリなので欠かせません。プロジェクトでslackを使うことも多いです。 自分のはてなブックマークのお気に入りのfeedやRSSフィードもSlackに流しているので、常にSlackを立ち上げていることが多いです。 slack.com

Messenger

Messengerでやり取りすることも多いですが、野良アプリ↓を使っていたこともありました。 しかし、アプリを立ち上げる手間もあることから最近はやっぱりChromeにタブをピンして使っています。 長らくmessenger.comを使っていたのですが、たまに日本語文字入力が極端に遅くなることがあったので、今はFacebookのmessageをタブで開いて使ってます。

Messenger for Mac

1Password

かなり依存してしまっているので、それはそれでどうかと思いますが、パスワード管理は1Passwordに頼りっきりです。

1Password

気になっているアプリケーション

Quiver

Alternoteで不満に感じてる部分を補ってくれそうということで、少し気になっています。インターフェースが少し複雑な印象でそこだけが少しどうだろうと思っているところです。 happenapps.com

Polymail

Airmailと並んで今時っぽいインターフェース、シンプルなUIな感じで少し気になっています。 polymail.io

RightFont

Fontを買ったりということも増えてきたので、FontbookじゃないFont管理ツールがあっても良いのかなぁと思い気になっています。 rightfontapp.com

Prototyping Tools

近年Prototyping Toolsはどえらいいっぱいあるので全部は試していないですが、一応watchはしているという感じです。

Device

ちなみに今メインで使用しているのはMacBookAir 13inchです。 まわりのデザイナの方々からは13inchだと小さいとかProのスペックがないととか聞きますが、私はこれで十分かなーという感じです。 2015年は海外に行ったりいろいろなところに移動して仕事することが多かったというのもあって、モバイル重視の環境になれてしまいました。 なのでデザイン作業(パスを書いたり)するときもペンタブやマウスは使わずトラックパッドのみでやってしまいます。(マウスに持ち替えるのが面倒になってしまった…) MTGなどで移動するために抜き差しするたびにWindowががちゃがちゃして嫌だったので、外部ディスプレイもほとんど使わなくなっていたのですが、最近ではiPad Proをサブディスプレイにしたりしています。これまたモバイルできるのいい感じです。 (とは言えMacBookAir13inchとiPad Proフルスペックだとほとんど同じくらいの重さの上にiPad Proのほうが解像度が高いという逆転現象…)

Apple Pencil MK0C2J/A

Apple Pencil MK0C2J/A

apple MJYR2AM/A iPad Pro Smart keyboard

apple MJYR2AM/A iPad Pro Smart keyboard

Internet Access

モバイル重視ということでインターネット回線はIIJmioの10GBプランを契約してSIM3枚で運用しています。 一つはメインの端末のiPhoneように電話回線付きで、1つはモバイルルーターに、1つはAndroidなど好きな端末にという感じで使っています。 モバイルルーターNEC Atermを使っています。評判はいいらしいですが、他と比べたことがないのでどうなのかわかりません。すごい使いやすいかと言われるとそうでもない気もする。

www.iijmio.jp

Battery

外で仕事をするときなんかはモバイルバッテリーを持ち歩くこともあります。海外に行くとき用にiPhoneなどを充電する大容量バッテリーは持っていたのですが、仕事と考えるとMacBookも充電できるようにと、さらに大きめのものをということでAdvan Technologyのモバイルバッテリーを使っています。 MacBookAirならフル充電できますし、大きめで少し重いですがそれなりに薄いのでギリギリ持ち運べるくらいです。

Bag

f:id:kudakurage:20160217124031j:plain バッグもモバイル重視ということで、コンパクトなものを使っています。 海外のBetabrandというところのUNDER-THE-JACK PACKを普段使っています。 11月末くらいにpre orderして1月の終わりくらいにようやく届いたので、最近になって使い始めました。大きめのジャケットじゃないとジャケットの下には背負えない感じですが、すごくコンパクトなので気に入っています。

www.betabrand.com